債務整理

債務整理

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借金の返済に困っている方には、債務整理という選択肢があります。

「債務整理」は弁護士や司法書士といった専門家に依頼する事になるので、少しハードルが高いと感じるかも知れません。

ですが、借金を大幅に減らせる可能性がありますし、手続きの種類によっては借金が家族にバレる可能性も下がります。

 

 

また債務整理という言葉を聞いても

「なんだか難しそう」
「どういう手続きか分からない」

という方もいらっしゃると思います。

そこで今回は、債務整理の種類・流れ・費用などについて分かりやすくまとめていきます。

 

債務整理の種類は大きく3種類ある

債務整理とは、債務(=借金など)を整理する手続きです。

具体的には、

  1. 任意整理
  2. 自己破産
  3. 個人再生

大きく分けてこの3種類があります。

後で詳しくまとめますが、まずは「どういう手続きなのか」を説明しておきます。

 

任意整理とは、

  • 私たちが依頼した事務所の先生
  • 私たちがお金を借りている業者

この2者が「交渉・話し合い」をする手続きです。

その結果として、借金をある程度減らすことができます。

場合によりますが借金額が数十万円減ったり、毎月の返済額が半分以下になることも珍しくないようです。

一般的に費用は貸金業者1社につき5~6万円ほど、期間は4ヶ月~6ヶ月ほどで、他の債務整理手続きに比べて特にハードルが低いです。

そのおかげか、利用者数は年間200万人ほどと言われています。

 

 

そして自己破産と個人再生は、依頼した事務所を通して近くの地方裁判所に「申立」をして「認可」をもらう手続きです。

さっきの「任意整理」と違って裁判所に借金の減額を認めてもらう手続きなので、ハードルが高い分だけ減額効果も大きいです。

自己破産と個人再生の違いは、

  • 借金がすべてゼロになるかどうか
  • 車や住宅を手元に残せるかどうか
  • 借金の理由に関わらず減額できるかどうか

こういった違いがあります。

とはいえ個人再生でも最大90%借金をカットできるので、かなり減額効果は大きいです。

借金をゼロに出来る「自己破産」ですが、その分「個人再生」よりも条件が厳しく必要書類なども多くなってきます。

例えば「自己破産」では、ギャンブル・娯楽などで作った借金には適用されません。

また車や住宅を手元に残すことも難しいので、かなりハードルが高いです。

そして「自己破産」と「個人再生」にかかる期間としてはともに6ヶ月~1年程度は見ておく必要があり、裁判所にもよりますが50万円以上はかかります。

とはいえ分割で支払えるケースも多いので、すぐに用意できなくても問題ありません。

 

カンタンにまとめると、

  • ハードル:「任意整理」→「個人再生」→「自己破産」
  • 減額効果:「任意整理」→「個人再生」→「自己破産」

こんな感じです。

債務整理のメリットデメリットは?

ここからは少し詳しく見ていきます。

3つの手続きはそれぞれメリットデメリットがあるので、表にまとめました。

メリット デメリット
任意整理
  • 将来利息をカットできる
  • 延滞金(遅延損害金)をカットできる
  • 返済期限が最大で5年後まで延びる
  • 官報に名前が掲載されない
  • 手続き費用が安い
  • 手続き期間が短い
  • 車や家を残せる可能性が高い
  • 保証人に迷惑をかけずに済む
  • 5年ほどブラックリストに登録される
個人再生
  • 最大で90%借金を減らせる
  • 借金を作った理由を問われない
  • 職業や資格制限がない
  • 家を残せる可能性が高い
  • 10年ほどブラックリストに登録される
  • 車を失う可能性がある
  • 保証人に迷惑がかかる
  • 官報に掲載される
自己破産
  • 借金が全てゼロになる
  • 10年ほどブラックリストに登録される
  • ギャンブルや娯楽で作った借金には適用されない
  • 職業や資格の制限がある
  • 車や家を手放す必要がある
  • 官報に掲載される

 

いかがでしょうか。

任意整理はこの中で一番ハードルの低い手続きとなっていて、メリットは多くデメリットは少ないです。

手続きにかかる費用・期間も抑えめで、車や家も手元に残せます。

また保証人がいても迷惑をかけずに済ませられるので、誰にもバレずに行えます。

ブラックリストに載るというデメリットはありますが、今組んでいるローンなどには影響もないため安心してください。

 

 

そして個人再生は、減額効果は大きくなるもののデメリットが増えます。

ブラックリストに載る期間は長くなる上に、車を手放したり保証人に迷惑がかかる可能性が高いです。

あなたが返済できない場合は残りをすべて保証人が返済することになるので、かなり覚悟が必要です。

ちなみに官報とは国が発行する機関誌で、国が取り決めた様々な事項が掲載されています。

読んでいる人が数少ないとはいえそこに氏名・住所が載ることになるので、デメリットと言えるでしょう。

 

最後に自己破産ですが、こちらは「借金がゼロになる」という強烈なメリットと引き換えにデメリットも数多くあります。

まずブラックリストは10年間、そして自己破産手続き中は士業・警備員など一部の職業に就けなくなります。

また車と家を手放すことになる可能性が高いですし、そもそもギャンブル・娯楽などで作った借金には適用されません。

つまりそういった理由の借金は「自己破産」では無くせないので、必然的に「個人再生」や「任意整理」で減らす必要があります。

 

どの債務整理手続きをするのがおすすめ?

これまで紹介したとおり3つの債務整理手続きがありますが、どれが優れているということはありません。

自分の借入状況・経済状況に合わせて、自分にあった方法を選ぶことが大切です。

こう書くと

「じゃあどうやって選べば良いの?」

って感じですけど、それもカンタンには決められません。

 

個人的には、

  • 返済は出来てるけど減らしたい
  • デメリットが少ない手続きを利用したい
  • 誰にもバレずに借金を減らしたい
  • 継続的な収入がある

という方は、任意整理を。

  • 返済がかなり苦しいから減らしたい
  • ギャンブル・娯楽が原因で借金を作った
  • 士業や警備員などの仕事に就いている
  • 今住んでいる家を残したい
  • 継続的な収入がある

という方は、個人再生を。

  • 返済がどうしても出来ない
  • 継続的な収入がない
  • 今の状況をリセットしたい
  • ギャンブル・娯楽以外が原因の借金がある
  • 士業や警備員などの仕事に就いていない

という方は、自己破産を選ぶのが良いのではと思います。

 

 

でも本来これを決めるのは、

  • どんな収入・資産か
  • どんな借入状況・返済状況か
  • どんな貸金業者から借りているか
  • どういう希望・条件があるか

こういう事をしっかり考慮して、専門家の先生と一緒に考えることが大切です。

 

 

どの手続きを選ぶかによって、費用・期間・減額効果・デメリットが大きく変わりますし、「その後の再スタートがどれだけ楽になるか」も違います。

 

なので信頼できる先生を見つけて、じっくり相談した上で決めるのが確実です。

このサイトでは、

  • 全国対応していること
  • 債務整理の経験が豊富であること
  • 分割払いや後払いに対応していること

この3つを満たしている事務所も紹介しているので、よければ参考にしてください。

アヴァンス法務事務所

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○着手金:1社39,800円(税抜)
○成功報酬:1社10,200円(税抜)
○減額報酬:5社まで無料

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司法書士法人杉山事務所

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過払い金請求金額は月5億円で日本一の実績
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○相談料:無料
○基本報酬:1社50,000円(税抜)
○その他:通信費等の実費(相場は2,000円程度)

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司法書士法人みつ葉グループ

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○相談料:無料
○着手金:10,000円~
○成功報酬:1社10,000円~

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